今回は我が家の猫の皮膚炎と今までの対策方法をご紹介していきたいと思っています
まず私が飼っている猫です
- 種類:雑種 キジトラ 白
- 出身:野良 (生後2~3週に保護)
- 性格:神経質・寂しがり屋
- 2020年10月頃、ペットホテルに1泊した後からお腹の毛がなくなるほど舐めてしまい血が出るほどになってしまった。その後片方の前足も同様に舐めるようになってしまった
今回の生地はこんな方にお勧め
- 飼っている猫が過剰なグルーミングによりはげてしまった箇所があり困っている
- 傷口を舐めないようにする対応策を知りたい
皮膚炎になってしまった経緯
冒頭にも書いたように問題の猫は約2年前に生後2~3週間くらいの野良猫を保護しそこから完全に室内猫として飼っています
去勢手術の際に猫白血病や猫エイズなどに感染していないかも調べ全くの異常なしでした
他にも体の悪いということは無く仔猫の時には本当に元気いっぱいで好奇心旺盛、誰にでも愛想を振りまくような明るい性格でした
ただ生後6ヶ月頃、私達夫婦の結婚式のため近所のペットホテルに1泊してもらった後から少しずつ変わっていってしまいました
ペットホテルから帰宅し数日たってから、後ろ足に近いお腹の毛が一部ハゲてしまい地肌が見えるようになっていたのです
それからというものの次第とハゲている箇所は拡大し、舐めるだけではなく噛むようになってしまい出血するということもしばしば起こりました
さすがにハゲるまで舐めているのはおかしいと思い病院に連れて行き、エリザベスカラーを貰ってかゆみ止めのような塗り薬を貰いましたが、あまり効果もなく飲み薬も試してみましたがこれもダメでした
そこで、もしかしたらアレルギーがあるのかもしれないということでアレルギー検査をして貰いましたが特にアレルギーと判別されるほどのものはででこなかったので途方に暮れました
それからというものの私達の仕事のお休みの関係もあり他の病院に移り、今までの経緯も話した上で対症療法にはなりますが傷口もぐじゅぐじゅしてしまっていたので抗生物質などが入った注射を打って貰いようやく舐めない日が訪れました
が、その注射の効果も2~3週間で切れてしまうようで舐め始めたら病院への繰り返しになっている状態です
ただその注射も安くはなく、1回2本打つので8000円弱かかります
最近は1ヶ月に1回程度の頻度にはなりましたがそれでもなかなかの出費になりますし、何にしろ猫への体の負担が一番心配です
病院の先生もなるべく注射ではなく出来れば飲み薬にしたいようですが食べる事があまり好きではなく普段の食事も食べて貰えるように工夫しながら与えているのでそこにお薬が混ざってしまうとよりご飯を食べなくなってきてしまうという状態になってしますので飲み薬もチャレンジはしましたが断念せざるを得ませんでした
今までのお家での対策(行動)
過剰なグルーミングが始まってからというもののお家の中でも対策をとりました
ネットで調べてみたりすると過剰なグルーミングにはやはりストレスが原因になる場合もあるということでストレスが軽減されるように考えた対策がこちらです
- もう1匹の猫と別の部屋にいる時間を作る
- 1日2回くらい1対1で遊ぶ
- 家の中を一緒に巡回する
- 求められていないときは触らない
- ご飯やおやつはもう1匹の猫とは別の部屋であげる
ざっくりとはこのような感じです
とにかく甘えん坊というよりかは寂しがり屋で独占欲がつよいので1対1になれる時間をもうけるようにしました(お家の中の巡回もこれが理由です)
さらにもう1匹の猫は図太い性格で食いしん坊という正反対の性格なので一緒にご飯を食べていれば横取りは当たり前、おもちゃで遊んでいても同じ現象が起こるので神経質で控えめな性格の猫は萎縮してしまいそれもかなりストレスになっているのではないかなと考え別々の部屋で順番に遊んだりなどの対策をとっています
そしてこれは猫あるあるだと思いますが触ってほしくないときにはとことん触られるのを嫌がるのでその時はそっとしておきます
ストレスがかからないようにはしていますがグルーミングが始まり毛がないところを舐め始めた時には注意をします
その時だけでもすんなりと止め、「別に舐めてませんけど」という雰囲気をかもし出したり甘えた声を出してくるので一応やってはいけないことだという認識はあるようです(^_^;
今までのお家での対応策(グッズ)
先ほどは行動の対応策でしたが、今度はどんなグッズを使ったか紹介していきます
- 固いエリザベスカラー
- 柔らかいエリザベスカラー
- 皮膚保護服
この3つになります
固いエリザベスカラー
まず1番始めに傷口の舐め防止に思いつくのは普通の固いプラスチックで出来ているエリザベスカラーだと思います
これは我が家でも結構長い間使っていましたが、首元で留めるのがボタンタイプになっており、細かい 微調整が出来ないので
かなり細身の我が家の猫だとガバガバになってしまい、1つきつくすると苦しそうだったので緩めにして使用していました
結構長い間使用していたので悪い意味でも慣れてきてしまったので、エリザベスカラーの縁でどうにかこうにか傷口をこすり出血させるほど器用に使うようになってしまいました
これを機に固いプラスチックタイプのエリザベスカラーをつけることを断念しました(^_^;
柔らかいエリザベスカラー
そして次に挑戦したのは柔らかいタイプのエリザベスカラーです
クッションのような布製の可愛いエリザベスカラーもいいとは思いましたが猫の気持ちになってみると周りは見にくいし、首回りは重くなって生活しにくくなってしまうかと思い
透明で軽いタイプのものにしました
寝るときも、普段の行動も固いプラスチックタイプのエリザベスカラーの時よりもかなり楽そうにしていましたし
首周りの調整もマジックテープで出来るので我が家の猫のぴったりのサイズに調整できる点も凄く良かったです
エリザベスカラー 柔らかい 軽い 軽量 透明 視界良好 ソフト 猫 透明 軽い 術後ウェア 傷口保護 ペット 首輪 送料無料 8Y25 価格:1,480円 |
しかしこちらもそのうちに攻略されてしまい傷口を舐められるようになってしまったので使用を中止しました
私的にはとても良いと思っていたので残念でした
皮膚保護服
もはやエリザベスカラー自体が傷の位置からしてそもそもダメなのかもしれないと思い、保護服を買ってみました
価格:3,820円 |
我ながら凄くいい発見をした!
これなら寝るときの邪魔にも、遊ぶときの邪魔にもならない!最高!
と、とても嬉しく思っていたので届いた瞬間タグをさっさと切って着せたのですが・・・
なんとぶかぶかでした
その後届いた袋の中の説明を読んだところタグを切っていなければ返品が出来たようですが
先ほども書いたようにさっさとタグを切ってしまったので返品も出来ず、
ちょっと大きすぎる所ははさみをいれたりなどもしてみたのですが後ろ足がぶかぶかの服に引っかかってしまい全く動かなくなってしまったのでもう一つサイズの小さい物なら大丈夫だろうと思い、買い直しました
2回目に届いたときにはちゃんとタグを切る前に試着し、サイズ間はぴったりでした
が、ぴったりのサイズの物でも置物になったかのように全く動かない・・・
そんなこんなで保護服は断念し返品しました
ネットで購入したのですが返品にもすぐに対応してくれてとても助かりました
やっぱり我が家の猫は恐ろしいくらい神経質なのでそういう子には服はレベルが高かったのかもしれもせん
服もかぶり物も気にしないおおらかな子だととっても良いかなと思います(^^)
本当に保護服になれてくれれば一番嬉しかったです(T-T)
丈の長い柔らかいエリザベスカラー
そこでやっぱりエリザベスカラーしかないということでもっと丈が長いエリザベスカラーにしようと思い似たようなデザインのもう少し長めのエリザベスカラーを購入しました
首周りもマジックテープで調整も出来ますし丈が短いものと比べると少し重さは感じましたが、それでも固いプラスチックタイプの物よりは軽く感じました(^^)
ただ我が家の猫にとっては、はかなり水が飲みにくそう、、、
色々な器に水を入れて挑戦してみましたが、どれもうまくいかずエリザベスカラーの縁がびちょびちょになってしまう結果となりました
ただこれに関してはうちの猫が不器用だからという可能性もあるのでみんながみんなそうなるとは限りません
気になる方はリンク張っておくのでみてみてください(^_^;
エリザベスカラー 猫 クリア ハード 首周り 柔らかい 獣医推薦 リピーター多数 フェザーカラー 【透明・ハード】 価格:4,950円 |
現在
今現在は一時期よりは過剰なグルーミングは減ってきてはいるのでエリザベスカラーなどはしていません
少しずつ毛も生えてきていますが、まだまだピンポイントで舐めすぎて血が出てしまうことがあるので今でも1ヶ月に1回くらいのペースで注射を打ちに行っています
ただ病院の先生から食事も関係あるかもしれないということでお話を受けているのでお勧めのご飯を教えて貰う予定になっています
家で気をつけている事としては寂しがり屋の性格にこちらもなるべく答えられるように1対1の時間を設けること、旦那と猫との時間を作るように心掛けています
まとめ
過剰なグルーミングをしてしまうのはストレスのせいという記事もよく目にするのでもし何かにストレスを感じているのであれば何が原因なのかもちろん知りたいですし、食べものからくるアレルギー関係なのであればすぐにでも食事を変更したいと思っています
やはり言葉で通じ合うことが出来ないので猫を始め動物は難しいなと感じます
今までご紹介したお家での対策や傷口の舐め防止のグッズも同じような症状の猫ちゃんの役にたてると幸いです
しかし今回の記事は完全に我が家の場合ですのであくまでも参考にしていただければと思います(^^)
コメント