歯科衛生士って何をする人?【仕事内容・職場の人間関係について解説】

歯科

皆さん歯科衛生士と聞くと、どのような仕事をする人かご存じですか?

今回は歯科衛生士とはどのような仕事内容、歯医者さんで働いた場合の様子・人間関係をまとめていきたいと思います

今回の記事はこんな方にお勧めです(^^♪

  • 歯科衛生士とはそもそも何をする人なのか気になる
  • 歯医者で働いた場合の仕事の様子を知りたい
  • 人間関係が気になる

歯科衛生士とは

歯科衛生士とは、歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図る(歯科衛生士法第1条)ことを目的として、人々の歯・口腔の健康づくりをサポートするお仕事です

仕事内容

仕事の内容は、次の三つの業務が法律に定められています

1. 歯科予防処置

歯科医は虫歯になってしまった歯や何か問題が起こってしまっている箇所を治すことが基本的に専門ですが

歯科衛生士は予防の専門家です

「フッ化物塗布」等の薬物塗布歯垢、歯石を専門的な機械で除去する口腔清掃をすることで

虫歯、歯周病から健康な口腔内を守るための処置をします

2. 歯科診療の補助

こちらのほうが皆さんのイメージする「歯科衛生士」に近いのではないかと思います

あの治療しているときに横に立っていてお口の中に溜まった水を機械で吸ってくれる人ですね(^^)

もちろんそれだけではないですが基本的には先生の治療のサポートになります

3. 歯科保健指導

虫歯や歯周病は生活習慣病です

治療や予防よりも毎日の本人の生活によって大きく変わってくるので

日々の生活での注意点や個人個人にあった専門的な支援(指導)をします

簡単に言うとセルフケアの向上ですね(^^♪

幼児から高齢の方にわたり幅広く保健指導します

皆さんも保育園、幼稚園にいる時や小学生の時に歯医者さんとお姉さんたちが来て歯磨き練習をやった記憶があるかもしれません

それもこの「歯科保健指導」の一環になります

最近では寝たきりになってしまっている高齢者の方や要介護が必要な方の噛んだり、飲み込んだりの訓練だったり、食育支援も注目されています

この3つのが歯科衛生士のお仕事になります

資格

歯科助手と歯科衛生士何が違うの?

やってる仕事内容は同じなんじゃないの?

よく周りから聞かれる質問にこのようなものがありますが

まず歯科衛生士は国家資格になります

高校を卒業後、専門学校や短大、大学に行き歯科衛生士になるための知識と技術を身に着け

その後国家試験を受けて合格すると晴れて歯科衛生士になれます

歯科助手さんは特別な資格はいりません

しかし公益社団法人日本歯科医師会が認定している「歯科助手資格」というものもあり

決められた項目の訓練実習や勉強などで取れる資格というのもあります

助手さんは先生のサポートがメインのお仕事になるので

基本的には患者さんのお口の中で何かやるということはありません

もちろん助手さんがいないと先生の治療が円滑に進まず、かなり困ってしまいます(・・;)

普段のお仕事の様子

これは歯医者さんにによって大きく変わってくるとは思いますが

昔は、「歯科衛生士=先生のお手伝い」が多いイメージだったかと思いますが

最近の傾向として、歯科衛生士は歯周病の治療や予防のためのメンテナンスやクリーニングをメインで行っている歯医者さんが増えてきているように感じます

メンテナンスのほかにはホワイトニングなどの審美関係なども増えてきていますね(^^)

勤務時間帯もまちまちで都会のほうの歯医者さんだと朝早くから夜遅くまで診療しているところも多く

そういった歯医者さんは2交代制になってる場合もあります

大体多いのは

午前中が9時頃から13時頃まで

午後が15時頃から19時頃まで

この診療時間で診察しているところが多いような気がします

なので正社員で働いた場合は昼休みが長く、夜は主婦にとってはなかなか厳しい時間までになるので

小さいお子さんがいる方は比較的パートや時短勤務が可能であれば時短勤務している方が多いですね

他にも個人で知識をつけたり、技術を磨くために勉強会(セミナー)に参加しようと思うと基本的には休日に行くことが多いですし、セミナー代も意外とお高いです(・・;)

院長先生の考え方によっては補助を出してくれる先生もいます(^^♪

あとはメンテナンスが担当制になっている歯医者さんだと

次第に患者さんとの信頼関係ができ、先生に言いにくいような希望や疑問などを聞きやすいと思ってくれる方も多いので

自分はメンテナンスが仕事だから先生の治療の事をよく知らなくてもいいや!と思っていると

すんなりと質問に答えることができないという事態が起きてしまい信頼を落としかねないので

先生とその患者さんの治療の方針や注意事項があるのかを密に連絡を取ることが重要だなと実際働いていて感じます

人間関係

職場の人間関係って大事ですよね

仕事は分業制でも密に連携をとらないといけない仕事なので、話すたびに揉めるとかあの人とあの人が仲が悪いからといちいち気を使うのは疲れてしまいますよね

この人間関係も私が転職活動しているときには結構気にするポイントです

ほとんど女性の職場だから揉め事が多いんじゃないの?

こういう事を思う方も多いですが

今まで務めた3つの歯医者さんでは、気にしてるだけあってみんなそれなりに仲が良かったです

もちろん皆いい大人ですし誰かをピンポイントに攻撃するということは少ないかと思います

歯医者さんの規模にもよりますが、スタッフが先生に対して同じ不満があったりするとスタッフ同士は逆に一致団結していきます

これも女性特有といいますか・・・先生の立場になると怖い話ですね(-_-;)

もちろん先生に対して露骨に嫌な顔をする人はいないので先生は気づいていないことが多いです

たださっきも書いたようにスタッフ間の仲の良さも、「それなりに」というところがミソですね(笑)

変に仲が良すぎるのも疲れてしまいます(完全に私の場合です)

一般的な企業に勤めたことがないのではっきりとは言えませんが

普通の会社よりも役職によってどうこうということがあまりないのでフラットな人間関係になるかと思います

まとめ

今回は歯科衛生士とはどんな人で、どんな仕事をする人なのか、私の経験からの職場での人間関係を記事にしました

以前よりかは「歯科衛生士」を知ってくれている方は多くなってきていると感じますが、まだまだ認知度は低いのかなと感じています

これを機に少しでも歯科衛生士という仕事に興味を持っていただけたら幸いです

コメント

タイトルとURLをコピーしました