産休・育休について 私の失敗と現状

暮らし

働いていて今後子どもがほしいと思っている方や妊娠中の方はお休みに入ってからの金銭面が気になってしまうという方、多いと思います

実際私も結婚した後、もし妊娠したらお休みの間の金銭面からと仕事を転職した関係もあり「すぐに子どもを・・・」とは出来ませんでした

そこで今回は私の経験を生かして簡単に産休・育休とはどんなものなのか、実際いくらくらいもらえていてその範囲内で暮らせているのかをご紹介していきます

こんな方にお勧め

  • 今後子どもがほしいが働けない期間の金銭面が不安
  • 産休・育休って聞いたことあるが実際どんなものか気になる
  • 実際に産休・育休でいくらくらい貰えるのか、貰える時期は決まっているのか気になる

あわせて私の実体験や、失敗談、育休をとっている今現在のお金の状況もまとめていきます(^^)

 

産休手当・育児休業手当

まず「産休」「育休」という言葉はよく耳にするかと思いますが実際どのようなものなのかを簡単にまとめていきます

産休とは

産休とは出産の準備期間の産前休業と産後の回復期間の産後休業を合わせた休暇のことです

この休暇も期間が決まっていて産前は出産予定日の6週前から、出産後8週までになっています

産前の期間は予定日の6週前になった時点でそれ以降何日から休業するかは自由に決められますが産後の8週間より早くは基本的に働いてはいけないことに法律で決められています

しかし産後6週の時点で医師が認めた場合に職場復帰が出来るようになっているみたいです

・出産手当金が貰える条件

出産手当金とは産休中に貰える健康保険から支給される手当金になります

受給条件は

  • 産休中に給与の支払いがないこと
  • 勤務先の健康保険に1年以上継続して加入していること

この会社の健康保険に入っていることが重要になってきます

なので会社にお勤めの方はほとんど心配はいりませんが国民健康保険の場合だと貰うことが出来ません

・貰える手当金の金額

手当金の計算方法は標準報酬日額の3分の2の金額になります

(標準報酬日額→手当金の支給以前の継続した12ヶ月間の固定・交通費を除いた月額を平均した額)

・いつ貰えるのか

貰えるタイミングは産休期間が終わった後に申請が受理され、そこから約1~2ヶ月後にまとめて貰う形になります

思ったより遅めですよね(^_^;

月々かかるお金のことを考えると少しでも早く貰いたいところですが意外と時間がかかってしまうのでそれまでにかかる生活費は一体どのくらいあれば間に合うのかを把握し、貯めておく必要があります

育休

育休とは育児休業制度の事で生まれた子どもを育てる事を目的としている制度です

産休はママのみに適応になりますが育休はパパもとることができます
雇用形態には関係なく取得出来ますが対象者は決められてしまいます

対象になる人
  • 同じ勤務先で1年以上勤続していること
  • 子どもの1歳の誕生日以降も勤続する予定があること
  • 子どもが2歳になる前々日までに、雇用契約満了や雇用契約が更新されないことが明らかでないこと

このように条件があるのであらかじめ会社に確認をとっておくと良いと思います

・育休中に貰える給付金

育児休業中は雇用保険から育児休業給付金が貰えますがこれにも条件があります

  • 同じ勤務先で1年以上雇用されていること
  • 同じ職場の雇用保険に1年以上加入していること
  • 休業後も同じ会社で働く意思があること
  • 休業中、普段支払われている賃金の8割以上が支払われていないこと

(1年未満でも前職の雇用保険加入履歴を通算できる制度もあるようです)

・貰える給付金額

取得開始から6ヶ月までが月給(固定・交通費除く)の67%7ヶ月から12ヶ月まで50%が支給されます
このお金も基本的には2ヶ月に1回申請した銀行に振り込まれる形になります

・休業できる期間

基本的には出産した子どもが1歳を迎える前日までですが様々な理由から最大2年まで延長することも可能です

ここまで産休・育休について書いてきましたがとても簡単にまとめているのでさらに気になる方は自分でネットで調べたり、本で調べてみるのもとても良いと思います

実体験

ここからは私自身が経験した実体験を書いていきます

私は結婚後約5ヶ月間は元々住んでいたアパートに暮らしていましたがそれ以降に新居に引っ越すことになりました

当時務めていた会社にも続けて務める事も可能でしたが新居からは車で1時間ほどかかる場所だったので今後のことも考え退職することにしました

子どももほしいとは思っていましたが、もし子どもが出来た場合
働けない期間の金銭的な不安が大きかったので「絶対に育児休業給付金がほしい!」と思い少し産休・育休について調べてみた結果、同じ会社で1年は働いていないといけないということがざっくりとわかっりました

そこで少しでも早く産休・育休がもらえる条件をクリアしたかったので退職した翌日から新しい職場で仕事を始めました

私の職種上、女性が多い職場なのですが育休の制度をしっかりと導入している所もまだまだ少ないので(田舎なせいもあると思いますが・・・)面接の時には今後子どもがほしい、そして長く働きたいと思っているのでもしその時は育休をとりたいと思っている旨をしっかりと伝え、それでもいいといって言ってくれる職場に就職しました

その後入社して7ヶ月で妊娠し1年1ヶ月働いてから産休をとらせていただいきました

致命的なミス

産休に入る少し前に致命的なミスを犯していることに気づき落胆することとなりました

そのミスとは・・・

会社の健康保険は国民健康保険だったんです!!

なかなかこういうこともないかと思いますが

私は歯医者で働いているのでその場合、歯科医師国保という国民健康保険に入っている歯医者さんが結構多いのです

正確に言うと元々歯科医師国保なのは知っていましたが社会保険の健康保険にしか産休手当が付かないいうことを知らなかったのです

これには自分のリサーチ不足をかなり悔やみました

さらに産休・育休の間、社会保険の健康保険の場合だと保険料の支払いが被保険者分・事業主分が免除になるのですが国民健康保険の場合は全く免除にはならないのでお休みの間も保険料を振り込まなくてはいけないのです!!

初めて知ったときは産休の手当金を充てにしていたのでかなりショックでしたし、もっとしっかり調べてから転職を進めれば良かったなと心底思いました

ちなみに年金の支払いはお休みの間、免除になっています(^^)

育休中、今現在のお金の状況

今現在、お仕事をお休みし始めて7ヶ月がたちます
このお休み中の我が家のお金のあれこれをご紹介したいと思います

まず始めに夫婦のお金をどう管理しているか、です
夫婦で稼いできたお金を一度1つにまとめ、そこから割り振っていくという形が多いように感じますが我が家の場合支払う物の項目によって、それぞれが各自のお金から出しています
共通の貯金も少しですがしています(^_^;

もちろん各自で組んでいる車のローンや奨学金は自己負担です

ではここで私が月々支払っている項目をご紹介していきます

自分の車のローン 食費
車のローン猫の餌・トイレ等 
ガソリン代国民健康保険
奨学金ケータイ代
水道代自分のお小遣い
生活雑費

大体このくらいですかね(^^)
各自で管理している分は産休・育休中であっても変わらないので産休手当を私は結構当てにしていたのですが

先ほども書いたようにこの手当を貰えないということになったので仕方なく二人の共通の貯金から支払うことにさせて貰いました

その期間・・・約5ヶ月!

普通に過ごすだけでも「あ~貯金が・・・」と思っていましたが赤ちゃんを迎えるための準備にお金がかかったり出産費用が思っていたよりもかさんでしまったので予定していた額をオーバーしてしまいました

お金がたりなくなるという最悪の事態にはなりませんでしたが
完全に生活に必要な最低限の物しか買っていなかったので自分のために新しい服を買ったり、シャンプーや化粧水なども安い物に変えるなどもしていました

慣れない育児に加え、買い物でリフレッシュ!ということもなかなか出来ず心のゆとりは減っていきていましたね(T-T)

この5ヶ月間を乗り越えようやく1回目の育児休業給付金を貰ったときは自分の自由なお金が出来たことが本当に嬉しかったです

先ほども少し書きましたが育児休業給付金は2ヶ月に1度銀行に振り込まれるのでそこを忘れないように使っていきたいと思います

今後の悩み

育児休業給付金を貰っている間は先ほどの項目を払っても少しの貯金出来るくらいの生活が送れますが逆に仕事を復帰した後の方が心配です

一応育休は1年という約束になっているのでもう何ヶ月で復帰するのですがいきなり正社員で復帰することは出来そうにありません

なぜなら仕事が終わる時間が保育園のお迎えの時間に間に合わないですし、子どもが体調不良などで保育園に行けなくなった場合どちらの両親もまだまだフルタイムで働いているのであてにすることは出来ないからです

このようなことからやはりパートで復帰になります

そうすると育児休業給付金よりもかなり収入面が減ってしまうのに、保育園代がかかり始めてしまうというピンチが訪れてしまうので復帰後の仕事量や方法も考えていかなくてはいけないですね(^_^;

まとめ

今回は産休・育休とは一体どんなものなのかから私の実体験と知識不足で起しってしまったミス、今の現状をご紹介しました

これから子どもがほしいと考えている方やもし子どもが出来たら産休・育休をとって金銭面を気にせず育児に取り組みたいという方の参考に少しでもなればと思います

最後におさえておくポイント

  • 産休手当金は会社の健康保険に入っている
  • 同じ職場の雇用保険に1年以上加入している

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