生後6ヶ月から始めるベビーマグ

育児

今年ももう春になり、日によっては暑いと感じる日も出てきましたね

そんななか娘(6ヶ月)の離乳食も順調に進み、そろそろミルク以外の飲み物から水分を補給できるようにしないとと思いベビーマグについて調べてみたのでまとめていきます

こんな方にお勧め

  • ベビーマグを使い始める時期・種類が気になる
  • ベビーマグを使うことに反対の声もあるがなぜか気になる
  • お勧めのマグがあれば知りたい
  • 実際に使ってみた感想が知りたい

 

ベビーマグを調べてみた経緯

冒頭にも書いたように最近暑い日も多くなってきたし、離乳食も順調だしそろそろミルク以外の飲み物も飲めるようにしておこうと思ったのがきっかけでした

母世代(50代後半)の常識からするともっともっと小さい頃からお風呂上がりなどには湯冷ましを飲ませるのが常識だったようで娘が生まれたばかりの時はかなり言われましたが、

「育児は生もの」、現在は考え方も変わってきています

現在ミルク以外の飲み物は生後6ヶ月頃の離乳食が始まってからで大丈夫と言われています
ただそれまでは飲ませてはいけないワケではなく便秘気味の時などに様子を見ながら与えていくといいということになっているようです

と、いうことで

娘も6ヶ月になったのでお水を飲めるようにしよう!

何か飲むならベビーマグで飲むのかな?

ベビーマグにお勧めはあるのかな?いきなりストローを口に入れただけでいきなり吸えるもの?

このように色々な疑問が浮かんできました

ベビーマグ種類・使用目安の時期

1.スパウトマグ

哺乳瓶以外の飲み口に慣れる第一歩に使われます

飲み口は固く平べったい形になっていて
傾けることで中の飲み物が少しずつお口に入ってくるようになっています

持ち手がついているタイプのマグが赤ちゃん本人も持ちやすいのでお勧めのようです
ただはじめのうちは赤ちゃんだけではうまく傾けられないのでお母さんも手伝いながら練習が必要です

使用目安の時期・・・生後5~6ヶ月頃が使い始める目安のようです

こういった形の物ですね(^^)

2.ストローマグ

基本的にはスパウトマグの次の段階に使われます

赤ちゃんがストローを唇で挟めるようになって自分の力で吸い上げ、スムーズにのみこむことがポイントになってきます

はじめの内は「吸う」という行為が分からないのでお手本を見せてあげたり練習用で使うストローマグなどを使うなどしてこちらも練習が必要になります

使用目安の時期・・・8ヶ月頃から

形はベビーマグといったらこれというような形でマグにシリコンやプラスチックのストローがささっている形になります

こういった形の物ですね(^^)

3.コップタイプ

赤ちゃんが持ちやすいように両側に持ち手がついており倒れたり逆さまになってもこぼれにくい形になっている物がおおいようです

使用目安の時期・・・1歳頃から

ただ普通のコップとはちがく、飲み口が唇で挟みやすいような形のものや特別な構造になっていて倒しても飲み物がこぼれなかったりくわえないと飲み物が出てこないというものもあるようです

うまく画像が見つかりませんでした(^_^;

スパウトマグ・ストローマグ反対の声

ここまでベビーマグの種類やそれぞれの特徴を調べていくうちにそもそもベビーマグ自体使うのはあまりお勧めしないような記事も見つけました

理由としては

  • お口の機能の発達面からみるとスパウトマグやストローマグを使うとちゃんとした大人の嚥下(飲み込み)ができなくなってしまうから
  • 大人の嚥下(成人嚥下)が出来ないと生活していて様々な問題が起きる
  • お口の周りの筋肉の使い方や正しく舌が使えていなかったりすると歯並びが悪くなる可能性がある

などなど様々な理由が書いてありました

歯科衛生士という仕事上お口のことに関しては反応してしまいますね(^_^;

1つ目の理由の「お口の機能の発達面からみるとスパウトマグやストローマグを使うとちゃんとした大人の嚥下(飲み込み)ができなくなってしまうから」はいわれてみれば確かになと思いました

嚥下は哺乳瓶や母乳を使っているうちは舌は下にさがった状態で飲み込んでいますが大人の私達にはこの飲み込み方は出来ません

実際に何か飲み物を飲んでみてください

舌は上顎をグッと押し上げるように動くかと思います

スパウトマグやストローマグを使ってしまうとこのグッと上顎を押し上げる動きをしなくても自然と飲み物が喉の奥に入ってくるのでいつまでたってもこの舌の動きが出来ない子が増えているとの話でした

この大人と同じ飲み込み方を習得しないと何かを飲み込むたびに前歯を内側から舌で押してしまうので次第に前歯が前に振れてきてしまい奥歯が噛み合っているのに前歯が噛まない(オープンバイト)という歯並びになってしまう可能性が出てきてしまいます

特につかみ食べ期にベビーマグをあまり使わない方がいいみたいです

大人と同じの見込み方を習得出来ない(異常嚥下)とちょっとした事ですが問題が起きてきます

  • 飲み込む時に舌が出る
  • 口元が異常に緊張する
  • 食べこぼしが多い  
  • 口元に食べ物がよく付着する  
  • 水がないと飲み込めない  
  • 固いものがかめない

ぱっと見るとそこまで生活をしている中では気にならないかなというような内容ですが一緒に食事をしに行った人がぽろぽろ食べこぼしが多かったり食事中に舌が見え隠れしていたらなんか嫌な気持ちになりますね(^_^;

こういったことだけではなく異常嚥下が原因で下記のようなことも起こってくる可能性があるようです

  • 歯並びや咬み合わせが悪い 
  •  唇が厚い(上唇に比べ、下唇の方が明らかに厚いのは異常嚥下の結果かもしれません)  
  • 口呼吸をする  
  • 言葉(発音)が不明瞭
  • 風邪をひきやすい  
  • 集中力や持続力が長時間続かない  

これは困る・・・というような事がかなり多いですね

もちろんお出かけの時などは倒しても逆さまにしてもこぼれないベビーマグはとても重宝すると思いますので、毎日、毎回でなければ使用しても問題はなさそうです

参考サイト  https://2525.biz/post/child/03/

参考サイト https://wadachi-dent.com/post-4610/

購入したマグ

上記のような意見もあったりするので我が家ではコップタイプの「マンチキンのミラクルマグ」を購入しました

ミラクルマグを選んだ理由

対象年齢が6ヶ月から、コップタイプなのに倒したり逆さまにしても中の飲み物がこぼれないという点が購入の大きな決め手でした

唇で上部のシリコンの部分をグッと挟み吸うと中の飲み物が出てくるという作りになっているそうです

さらにストローやスパウトのような形はしていないので舌が自然な位置のまま飲み込むことが出来るため口腔機能の発達を妨げないと書いてあったのでミラクルマグに決めました

 

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実際に購入してみて

全部ばらしてみても5つのパーツで出来ていました(パッキンがわかりにくくてすいません)

作りも簡単なのでお手入れも楽そうです

ちなみにすべてのパーツが上段に置く指定にはなっていますが食洗機対応になっています

消毒方法は以下のように記載がありました

 煮沸 電子レンジ 薬液 
キャップ ××
バルブ×
フタ×
パッキン×
カップ×

我が家は哺乳瓶の消毒は電子レンジで行っているのでちょっと残念でした

ただ食洗機は毎日使っているので基本、食洗機にお願いすることになりそうです(^^)

使用してみて

実際に初めて使用してみるとやはりうまく飲めない・・・(^_^;

唇で挟むことは出来ても中の飲み物が出てくるには意外とグッとくわえなくてはいけないみたいなのでやっぱり練習は必要ですね

今回は口にくわえさせ、私がマグのシリコン部分を指で押して出た水を少し飲んでくれました

実際に私自身もくわえて飲んでみましたが1番はじめは「あれ?でない?」と大人でも思ったのでコツがありそうです

いきなりコップも難しいので
まずスプーンから自分で水を飲み込めるようにしていくのが良いようです

最後に

今回調べた内容としてスパウトマグやストローマグに対して反対の意見もあることをご紹介しましたが

スパウトマグやストローマグも
赤ちゃんが倒してしまってもこぼれない点や持ち運びに便利だったり可愛いデザインの物が沢山あるなどのメリットもあります

自分が何を重視するかで選択が変わってきますよね(^^)

私がマグを選ぶ際に重視したポイントを簡単にまとめました

  • 歯並びが少しでも悪くならないようにしたい→正しい飲み込み方の習得・筋肉の発達
  • 倒してもこぼれない
  • 金額が高すぎない
  • お手入れが簡単

同じようにベビーマグを検討している方の参考になると幸いです

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