こんにちは!だんごです🍡
今回は生後4ヶ月の息子がヘルメットを被ることになった経緯や親(家族)の心境、
作製までにかかった工程やどのような診断結果が出たのかを紹介していきます
現在赤ちゃんの頭の形が気になっている方、ヘルメット治療に興味がある方の参考になると嬉しいです☺
ヘルメット治療を始めるにあたって個人的に気になる事をまとめた記事を書いているのでもし興味があるようでしたら是非みてみてください✨
ヘルメット治療スタートするまでの経緯
まず治療をスタートするまでの経緯とご説明していきます
産まれた瞬間からなんとなく頭の形が斜めにとんがっているような・・・と思っていましたが誰にも言われなかったのと、産道をグリグリ通ってきたのだから多少とんがっていることだってあるだろうと特に気にしていませんでした
ただ退院する頃には向き癖がなんとなく気になるように💦
家族からも絶壁になっちゃうから反対側むかせなよ~と軽く言われていました
ただ向き癖はどんなに頑張っても治らず、生後2ヶ月の時にはこれはまずい、、、というほど頭が歪んでしまっていました
ここから私は日中頭の歪みに関することを調べました
今まで日本で多く使われてきたドーナッツ枕はあまり意味がなく、逆にドーナッツ枕型に頭が歪んでしまうという記事も多く見ました
そんな中、生後3ヶ月が1番歪みが大きくその後改善していく傾向があるという論文を見つけました
(新生児・乳児の頭蓋変形)
確かにYouTubeや頭の形に関する専門的な先生のサイトでもうつぶせ寝にしたり抱っこなどをしてなるべく頭が床(布団)と接触する時間を少なくするべきというのはよくみていたので
首が据われば少しは改善されるだろうと思っていました
ただ1度気になってしまうとそこにばかり意識が集中してしまいモヤモヤする日々。
そこで以前の記事でも紹介したのですが「頭のかたち測定」というアプリにたまたま出会い早速測定してみたのですが生後2ヶ月の首がぐらぐらの状態で頭のてっぺんから写真を撮るのがなかなか難しく
何回か挑戦し歪み度が「重度」と判定されても
上手く撮れてないし違うかも~😓と思い一旦歪みに関しては見てみないフリをしてしまいました
今思えばこの時点で病院に連れて行っていれば短い期間で治っていたのかもしれないと思うと後悔です
また歪みが気になり始めたのは生後4ヶ月になった頃です
首が据わり少し時間がたちましたが頭の歪みは改善されるどころかキツくなっていっているように感じたので再度「頭のかたち測定」で測定してみました
やはり首が据わると格段に頭の上からの写真は撮りやすくなりました☺
結果はこちら😓💦
ゆがみ度はほとんど重度、、、絶壁度も中程度、、、
ヘルメット治療を始めるには適齢期があり生後2ヶ月~生後6ヶ月の内に開始するのがいいとされているのでもし始めるとしたらのんびり考えている暇はないと無性に焦りました
私は結構な田舎に住んでいるのでアプリの相談の方に紹介して貰った専門の病院は同じ県内とはいえ
高速道路を使わないといけないくらいの距離にあったのでなかなか受診に踏み切れずにいたのですが
たまたま数日後に専門の病院の近くに行く予定が合ったのでその日に予約をとり意を決して行く事にしました
病院の先生に見て貰って特に問題なく、年齢を重ねれば丸くなってくるよ!
といわれれば私のモヤモヤも晴れるだろう
なんて思いで病院に行きましたが、先生からは・・・
うん!重度の斜頭ですね☺
耳の位置もずれてきてしまっています
と、はっきりと言われてしまいました
内心軽度ではないだろうな~とは思っていましたがここまではっきりと断言されてしまうとは💦
と変に心拍数が上がりました笑
旦那は一緒に来てはいなかったので帰宅後しっかりと説明しなくては!と思い気持ちをさっさと切り替えて先生の話に集中しました
- あくまでも当院のヘルメット治療は審美性のために行っている
- 耳がずれていることで中耳炎などにはかかりやすいと思う
- 将来偏頭痛が起りやすかったり、頭の歪みのせいで顎関節がずれて顔の歪みや歯並びへの悪影響も十分に考えられる
- 今までの治療した人数や、最後(丸くなる)まで頑張れなかった人の人数、その理由について
- 使用しているヘルメットの会社の説明
など素人にもわかりやすくはっきりと教えてくれました
審美性のためにやっていると聞くとじゃあやらなくてもいいかなと思いがちですが
歯科矯正に例えて話してくれたので歯科衛生士として働いている身からすれば首がもげるくらいうなずける話しでした
歯科矯正も審美面のみと思われがちですが歯並びが良くなることで健康面でも様々なメリットがあるからです
さらに将来健康上のデメリットが頭の歪みが原因で起こりうるかもしれないと聞けば親としてはこのデメリットを少しでも排除したいと思う方は多いのではないでしょうか
審美的にも子ども時代にはいじられてしまったり帽子などのかぶり物もずれてきてしまったりするのでは・・・
と、考えればきりがないのですが
頭の骨はどんどん硬くなる一方、今治療すれば改善されるかもしれない
その可能性があるのであれば、息子の将来の健康を考えるとこの高額だと感じる治療費も安いのかもしれない
そう夫婦で結果を出しヘルメット治療を始める事を決意しました
それぞれの両親にも経緯を説明したところみんながみんな賛同してくれ、背中を押してくれました
ヘルメット完成までの流れ
ヘルメットが完成するまでをご紹介します
初診
ネット予約ができる病院だったのであらかじめ予約をしていきました
時間の予約ができると1日の行動の予定も組みやすいですし、なんせ待ち時間が短いのが助かりますよね💦
小さい子どもがいると何時間も待つのは本当に大変なので予約制度はありがたい限りです
ヘルメット治療の場合、紹介状が必要な病院もあるので事前にホームページや電話で問い合わせておく方が安心です☺
初めて病院に行った時は先生の視診とヘルメット治療に関する説明がありました
先ほども少しふれましたが
頭が歪んでいることで起こりうる今後の健康上の問題、耳がずれていることで生じる問題など素人にもわかりやすくお話してくれました
他にはこの病院で今まで何人の人がヘルメット治療をし、何人が治りきる前に離脱してしまったのか、その理由も教えてくれました
印象に残ったことははっきりと「審美のためにやっています」と先生が言い切ったところです
その言葉に「確かにそうだよな」と思いました
こういうヘルメット治療が始まる前は頭が歪んでいたところで絶壁になっちゃったねといって終わりだったわけですし、先生自身も論文上には健康上にこういったデメリットがあるよ、と説明した後に
でもそれが100%頭の歪みで起ると断言できる物ではないと話していました
この言葉にやたらと腑に落ちたように感じました
病院に伺ったのは生後4ヶ月の後半だったためもし治療を開始するのであればあまりゆっくり考えている時間もなかったので数日の内に検討し返事をする約束になりました
2回目の受診
旦那ともよく話し合いヘルメット治療を開始することを決めたので2回目の受診をしました
このときはヘルメット治療の注意点やどのように進んでいくのかを冊子を看護師さんと一緒に読みながら確認し、
息子の頭の形をより細かく診断するため&ヘルメット作製のために3Dのカメラでスキャンとレントゲン撮影を行いました
レントゲンは看護師さんに抱っこされた状態でとり、スキャンは個室でレインボーの帽子をかぶせられ写真を撮るようにカメラで様々な角度から撮影しました
ぴったりしたかぶり物だったので頭の形がよりはっきりとし
改めて歪みの強さを感じました💦
息子は何が起っているのか分からず泣きもせずあっという間に終わりました
3回目の受診
前回の受診から 日後
3回目は全回撮影した3Dスキャンを元に作製した資料(数値的な話し)を先生から説明を受けました
見た目だけではなく
左右差どのくらいあるのか、どのくらい耳がずれてしまっているのかなどを数値としてでたのでより納得!という感じでした
このときにヘルメット治療を始める同意書にサインしました
息子の場合
4回目の受診
前回の受診から15日後
ついにヘルメットが完成!ヘルメット以外にも換えのバンドや中に貼るクッション、説明書などを貰いました
簡単に使い方やお手入れの方法などを教えて貰いヘルメット生活が始まります
基本的には1日23時間つけるようにと言われました
お風呂以外の時間は被りっぱなしという感じです
これから蒸し暑い時期になるので頭皮の皮膚トラブルは起りやすいという点とクーラーがしっかりきいた家の中で過ごすようにとのことでした
大人が少し寒いと思うくらい冷えた部屋での生活になるからママは1枚羽織ることになるかもね☺とお話をいただだきました
お手入れは毎日ヘルメットの中に貼っているスポンジを水洗いくらいです
ヘルメット本体もアルコールで拭くように書いてありました
病院でかぶせて貰いましたが特に嫌がる様子もなくすんなりと受け入れてくれたので最初の難所はクリアできたな・・・と一安心しました
ここからは1ヶ月に1回の受診になります
ここまでの感想
ひとまずここまでの感想を一言で言うと「怒濤だったな~」という感じです
何かを始めるときって急に一気に進みますよね・・・💦
ふと思い出した頭の歪み、アプリで測定、前回はメール相談までは踏み出さなかったのになんとなくメール相談を送って、たまたま数日後に紹介された病院の近くに行く予定があって、たまたまその日に予約が取れて・・・
そして今ならキツい頭の歪みもある程度戻るかもというギリギリのタイミングで・・・
普段の私だったらとりあえず色々調べてから行動しよーとなってその後は面倒になり結局行動しないというのがお決まりのパターンなのに不思議とこのときは直感で動いてました
結果としてこのときに行動できて良かったなとほんとに思いますし、ある程度自分の直感を信じて行動する事も大切だなと勉強になりました
ヘルメットが完成するまでは短いスパンで何回も病院に行くのはなかなか大変でしたが私の父が積極的に休みを調整し一緒に行ってくれたので本当に助かりました
息子も特にヘルメットを嫌がる様子もなくてよかったです
2歳のお姉ちゃんは不思議な帽子を被って帰ってきた弟をみてなんと言うのか、どう思うのか少し心配していましたが
「かっこいいね~☺♪」とニコニコしていました
これまた一安心しましたね☺
最近はヘルメットを被っていないと違和感が凄いのか外した瞬間から頭をしきりに触り髪の毛を引っ張ってしまったり
夜寝る直前にヘルメットを被せると全然寝なそうな感じだったのに急に寝たりなど本人もヘルメットありきの生活になっていることにはなんだかほっこりします笑
ここまで読んでくださりありがとうございます!
今後はヘルメット治療の進行具合などを中心に記事を更新していこうと思っていますので良かったら読んでみてください✨
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